一滴のグレー

元社畜、在宅勤務11年目。好きに生きる。

晴れた日に、カメラを持って。

昨日は久しぶりに気持ち良く晴れた日で、自転車でホームセンターに行きたかったので、カメラを持ちつつ向かってみた。

初めて通る道はわくわくするし、そのときばかりは、どうして前から来なかったんだろうとも思うのだけれど、「行くぞ」と強く思わないと、ついつい家に篭ってしまう。去年よりもフットワーク軽く、が今年の小さな目標。

雪柳がたくさん咲いている通りに差し掛かり、自転車を停めてシャッターを切る。

雪柳が好きだ。もし将来、庭付きの家に住むことがあるのなら植えたい。白くて小さな花も、緑が輝く葉も、揺らいで風を見せてくれる枝も好き。庭にあったら、春は数本摘んで家の中にも飾りたい。
そういえば小学生の頃、家の庭に咲いている花をおばあちゃんが摘んで束ねてくれて、よく学校に持って行っていた。教室の花瓶に挿すための。そういうのって、今はあんまりなさそうだな、とふと思ったりした。

久しぶりに真剣にカメラで花を撮って、自分の中のカメラに対する熱量が残っていたことに安堵した。それと同時に、やっぱり1年もちゃんと撮らずにいたら忘れてしまうな、また撮り始めたいなと思えて、嬉しかった。

雪柳の先には小さな桜の木もあって、満開の時期なのだと再確認する。あまりうまく撮れなかったから、散ってしまう前に、今年の桜を撮りに行こう。

 

目的の店で買い物を終えて、帰りは違う道を通ることにした。その途中のお店が気になったので休憩がてら入ってみる。なんせメニューにラザニアがあると書いてあったので。

15時過ぎ、ちょうど西陽が差し込んで、中はとても明るい。ライトブラウンとビタミンカラーの黄色が基調の店内だったので、気持ちまで明るくなる。

アイスコーヒーが美味しくなると、季節の進みを感じる。好物のラザニアも美味しかったし、何よりこの量で手軽に食べられるのがとても良かった。ごちそうさまでした。

 

店を出てからの道は、前から気になっていたお店が並んでいる通りだったので、次の計画を思い描きながらの帰路。