メインで使用していたiPhoneXSが壊れた。
iOSを最新にアップデートしようとしたら途中でブラックアウトし、リカバリモードになったので色々試したけれどうまくいかなかった。Macに接続すると筐体は認識するし、Appleロゴやリカバリモードの表示は出るので自分の中ではディスプレイの故障に結びつかず、一縷の望みをかけてApple Storeを予約、持ち込み。自分が何度も試みたリカバリモード経由のアップデートをAppleのプロが同じように試し、同じ結果が出て、「ディスプレイの故障」と言われた。残念。
このiPhoneXSは2台目。1台目は何度もお風呂に持ち込み、溜まった水蒸気が中の液晶を故障させてしまった。その時は購入してそれほど長くは経っていなかったので、有償で替えてもらったのが、この子。
それからは長く使用していたけれど、思い返せば何度かブラックアウトしたことがあった。もしかすると、そういう筐体だったのかもしれない。その都度強制再起動を何度か試して復活していたので、まぁいいか、と思ってしまっていた。Care期間中に持っていくべきだったかもしれない。
元々買い替えは考えていたと言うか、9月の15狙いだった。バックアップはiCloudに直前のものがあるし、基本的に画像データ等も別のクラウドに自動保存してある。Mac、iPadいずれもLINEはできたし、仕事用のAndoroidもあるのでほとんどダメージはなく、緊急性も低かった。
ディスプレイの修理代は36,000円くらいと言われ、悩んだ。
「15を買うつもりだったんですよねえ」
とApple Storeのお姉さんに溢す。昔からよくApple Storeには行っていたけど、皆さん素敵な対応で気持ちが良い。今回も素敵な方だったな。次のWWDCの話をしているうちに、
「家に別のiPhoneあります?」
「使えるならそっちに一時的にSIM入れて、次のiPhone出るまで」
と提案されて、まだサブ機で生きているiPhone7を思い出す。あー!そうか、その手があった。あります、まだ使える元気なiPhone(時々お風呂で使ってますとは言えなかった)。この場で買っていくことも頭にあったけれど、ひとまず帰ってiPhone7をセットアップしよう、そっちもうまくいかなくなったらその時は仕方ない、と決めてApple Storeを出た。
そういえばiPhone5〜7とかSEとか、この頃のiPhoneってなんか強いんだよなと思ってスタッフさんにも言ったら、彼女も「そうなんですよ、うちのも」と笑っていた。明らかに雑に使っていたのに壊れないし、この辺のiPhoneをつい最近まで使っていた友人も何人かいる。バッテリーは替えたりして。iPhone最強時代だったんじゃないかなぁと個人的には思っている。
というわけで、iPhone7がメインに返り咲いた。ありがとう救世主。9月に15が出ることを信じ、秋まで乗り切れますように。壊れたiPhoneXSは、過去最も仕事で携帯を駆使して頑張っていた数年、一緒に乗り切ってくれた相棒。「おつかれさま、たくさん頑張ってくれてありがとうね」の気持ちしかない。
ちなみに、iCloudのバックアップはiPhone7には復元できなかった。バージョンが異なるから。iPhone7はiOS15までしか対応しない。バックアップはiOS16で取っていたので、そのまま復元とはならず。
それでもLINE以外のバックアップはApple IDからアプリ単位で引き継げたし(LINEもバージョン依存があった)、メール他はそれぞれ設定し直せばいいので、それほど大きな問題ではなかった。とはいえ今回、「あ、そうなのか」と思ったこともいくつかあったので、自分の備忘録としても次記事でまとめておこうかな。