一滴のグレー

元社畜、在宅勤務11年目。好きに生きる。

海苔弁山登りを買って大阪ふらり

この週末は大阪へ、大好きなアーティストのライブに行くために。
ライブレポはきちんとカテゴリを持って別記事として書きたいので、これはただの大阪ふらり日記。

3月最後の土曜日は東京駅も新大阪駅もごった返していた。
開場時刻よりも早く大阪で友人と合流する予定でいたので、お気に入りのお弁当を東京駅で買って行くことに。

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美味しいんです。友人が教えてくれてから、時々買うようになって。
「海」「山」「畑」の3種がレギュラーメニュー。「海」が大好きで今回も友人の分含めて「海」を3つお買い上げ。

駅弁には詳しくはないけれど、「海」のところにはTOKYO BENTO EXPOのステッカーが貼ってあり、1年間で1番売れたお弁当と書いてあった。自分が思っていた以上に人気らしい。売り場に到着する前から「海」の気分で来たのに、銀だら西京焼きとか、金華さば塩焼きとかもあって、ちょっと心が揺れてしまった。期間限定なのかも。

でも時間もなかったし混んでいたので、今日はやっぱり「海」で。さっきも書いたけれど10時前の東京駅はなかなかの混み具合で、在来線のホームに挟まれた場所にある駅弁コーナーなんて、入場整理されていたほど。ちなみに、この海苔弁の売り場はecuteの中にある。東海道新幹線南改札側の出入り口から入って、割とすぐのところ。

お弁当は、公園のベンチで食べた。

まず、パッケージがかっこ良くて好き。からの、美しい並び。

「海」は焼鮭、ちくわの磯辺揚げ、お母さんの玉子焼き、青菜のナムル、ゆず大根、しらたきの明太子和えという構成。メニューとしてはあまりにスタンダードなので文字で見るとインパクトは少ないけれど、全体の塩加減が絶妙なのが1番好きなポイントかもしれない。

それとボリューム。少なく見えがちだけれど海苔弁はしっかり2段になっていて、お腹の満足度も高い。もちろん、自分が割と少食という前提はあるけれど。少なくとも、ビールをお供にする分には、ちょうどいい。

曇天とはいえ雨は上がり、広い公園では子供が自転車の練習をしていたり、高校生がダンスの練習をしていたり、これから参加するライブのリハが少し聴こえてきたり。そんな中で、尽きない話で笑いながらのお弁当は格別。

ライブはもちろん最高に楽しかったし、友人の家に行く前に駅近くでまた呑んで喋り倒した。座ってお酒を呑めればどこでもよかったけれど、たこ焼きは空腹具合にぴったりだった。

なぜか仲が良い友人はほとんど関西人で、関西のライブに行くことは友人に会いに行くことと同義だったりもする。近くに住んでいたらどれほど楽しいだろうと何度も思うけれど、自分の居場所が東京にあることに意味がある気がしている、今はまだ。

混んでいる場所は基本的に得意ではないから、雨だったし寄り道もせず、いつも通りの大阪旅。翌日の19時頃東京駅に着いて、海苔弁屋さんをのぞいてみたけれど、限定メニューは売り切れていた。

東海道新幹線限定のチップスター伊勢海老味も買ったけれど開けずに持ち帰り、今食べている。